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現地の文化を捉え、デジタルからリアルまで一気通貫で支援 ~CyberZが世界のファンダムを熱狂させる理由~

日本のエンターテインメントコンテンツを世界へ届ける。
CyberZの海外代理店事業は大きな使命を掲げ、歩みを進めています。

国内における広告の運用にとどまらず、ゲームや玩具、電子書籍や映像コンテンツなど幅広いエンタメコンテンツのグローバル展開支援へと大きく進化を遂げているCyberZの海外事業。総合的なマーケティング支援が求められる中、エンタメ領域に特化するCyberZだからこそ生み出せる価値とは何か。

今回は、海外代理店事業を担当する役員の文 晟新(むん そんしん)に、北米や中国での具体的な成功事例、世界を相手に仕掛ける仕事の醍醐味、そして「0から1」を創り上げる組織について話を聞きました。

■社員プロフィール

文 晟新(むん そんしん)
2014年 株式会社CyberZに中途入社
2015年 関連会社CyberZ Korea, Inc.を設立し、代表取締社長に就任
2019年 関連会社 株式会社CyberEを設立し、代表取締社長に就任
2023年 株式会社CyberZ 広告代理事業の部長に就任
2024年 株式会社CyberZ 執行役員に就任
2025年 株式会社CyberZ 常務執行役員に就任(現任)

「日本から世界へ」の波を捉え、広がり続けるエンタメ海外進出。

ーーまずは、現在のCyberZの海外代理店事業が目指しているビジョンと、事業の全体像について教えてください。
文:
日本のエンタメコンテンツが海外へ進出する際の、マーケティング支援をメインのミッションとしています。
海外での展開となりますが、私たちが担う領域はデジタル広告の配信支援だけにとどまりません。オフラインの店舗への集客やイベントの企画・制作・プロデュース、さらには現地の文化や習慣に合わせたクリエイティブの最適化、現地のインフルエンサーをキャスティングしたプロモーションなど、非常に幅広い事業領域でサポートを行っています。

ーー対象となる領域や、特に注力しているエリアはどのあたりになるのでしょうか。
文:
主に対象となるのは、ゲームや電子書籍、そして玩具やトレーディングカード、映像作品といったIP、エンタメコンテンツ全般です。徐々に、対象領域が大きく広がってきています。
進出のエリアとしては北米をはじめとして、中国や東アジア、そして最近は東南アジアでのマーケティング支援にも注力しています。日本のエンタメコンテンツは北米や中国ですごく盛り上がっていて、広告主様からの引き合いやご相談が非常に多いので、ご要望に沿う形で支援エリアを広げている状況です。

ーー海外展開の事業が本格始動した背景や、現在の反響はいかがですか?
文:
日本では、様々な分野でグローバル展開への注目が集まっています。エンタメ領域は、世界でも勝負できる非常にポテンシャルの高い分野です。その流れを受け、CyberZでは約2年前にアウトバウンド支援の事業を本格始動させました。
近年は、社内の他部門からも「このIPを海外へ展開したい」「顧客の海外進出を支援するために提案したい」などといったご相談を数多くいただくようになりました。サイバーエージェントグループ内においても「エンタメコンテンツの海外進出ならCyberZ」という相談窓口としてのポジションが、着実に確立されつつあると感じています。

デジタルを超え、熱狂を創り出す。各地での事例展開。

北米「Gacha&Catch」熱狂を生んだ理由は、ファンのインサイトに対する「深い理解」

ーーこれまでに手がけられた中で、特に印象的な事例を教えてください。
文:
北米における事例として、ロサンゼルスでのリアル店舗「Gacha & Catch」のオープン支援があります。(※1)立ち上げ当初の初回オープンから一貫してサポートしているのですが、ロサンゼルスのサードストリートという非常に有名な通り沿いに店舗を構え、オープンの際には驚くほどの行列ができました。
現地の方々はSEGA様の『ソニック&フレンズ』やサンリオ様とのコラボ展開、クリプトン・フューチャー・メディア様の『初音ミク』、そしてサイバーエージェントグループの『ウマ娘 プリティーダービー』といった日本のIPに対しての理解度や興味が非常に高く、わざわざ店舗へ足を運んでくれる熱量の高さ、そして通りすがりにも来店してくれる関心の高さに、私自身も現地で驚かされました。

ーー行列ができるほどの熱量を生み出せた理由はどこにあったのでしょうか。
文:
ただリアルな店舗を構えれば人が集まるわけではありません。まずは私たちがIPをしっかりと理解した上で、「その国におけるファンダム形成をいかにIPブランド愛への循環させて、着地させるか」という事前の調査から徹底して入りました。
長年CyberZがIPと密接に関わり続けてきたからこそ、現地のファンの熱量や特性を的確に捉え、リアル店舗の集客という形でお手伝いできたのだと思います。

ーー戦略を形にする上で、クリエイティブ制作において意識されていることはありますか?
文:
日本で受け入れられるキャラクターや表現が、アメリカやアジアでそのまま通用するとは限りません。色合いや表現の見せ方、演出面も大きく違ってきます。
例えばアメリカ市場では、テキストが多いクリエイティブはクリック率が低く、受け入れられづらい傾向があります。そのため、現地の好みに合わせて「シンプル」に研ぎ澄ました見せ方をすることが求められます。こうした現地の文化や習慣、好みに合わせた最適化が、プロモーションの成果を大きく左右するため、プロモーションを展開する場所の特性に合わせたクリエイティブを常に意識しています。

中国無形文化遺産「蘇繍」と「ONE PIECEカードゲーム」のコラボレーションは現地のトレンドを捉えたプランニングが顧客の心を動かす

ーー北米以外のエリアでも、印象的な事例はありますか?
文:
中国市場において、「ONE PIECEカードゲーム」と中国無形文化遺産「蘇繍」とのコラボレーションをプロデュースした事例ですね。(※2)
中国では、無形文化遺産とのコラボレーションが流行しています。私たちはそこに目をつけ、現地の最新トレンドを取り入れた新しいアプローチの企画をご提案しました。
現地の流行を的確にキャッチアップし、WebCM動画などを制作して展開した結果、株式会社バンダイ様の現地チームにも非常に響き、新規の案件としての大きな成功に繋げることができました。

ーーこうした現地に刺さる企画を生み出し続けるために、普段どのような働き方をされているのでしょうか。
文:
日本国内の顧客を開拓していく営業活動と並行して、私自身も含めて定期的に海外へ足を運んでいます。アメリカ、欧州、東南アジア、中国など、各国のエンタメイベントには必ずメンバーを潜入させています。
例えば「アメリカならこういう見せた方がいい」といった、日本の感覚だけでは分からない現地のニュアンスを理解し、現地のカルチャーを正しく捉えた制作パートナーやキャスティング会社を発掘して、共に強固な体制を築くための動きを常に行っています。
また、顧客からは「デジタル広告だけではリーチしきれないオフラインのコミュニティにもアプローチしたい」というご要望を非常に多くいただきます。その声に応え、ご提案の幅をさらに広げるため、現地のパートナー企業様と連携しながら、CyberZ独自の新たなオフライン広告メニューの開発・計画も複数進めているところです。

エンタメ特化だからこそ実現できる「一気通貫」の価値

ーー数ある代理店の中で、CyberZをパートナーとして選んでもらえる理由は何だと思われますか?
文:
エンタメ領域に特化していることが、選ばれる大きな要因の一つだと考えています。
IPに関するユーザーインサイトを含めた深い理解は、CyberZが長年得意としてきた領域であり、そこは間違いなく私たちの強みです。事業課題が多岐にわたるエンタメ領域において、イベントやポップアップを実施したり、現地のファンコミュニティを活性化するためにどうすればいいのかといったところまで、一気通貫で幅広く支援し、提供できる体制があります。
さらに2026年4月にフィリピンで開催した「OtakuPopFes」のように、海外での大規模なオフラインイベントも自社で実行できる体制があります。(※3)こうした総合力と実行力こそが、CyberZの価値だと考えています。

世界で戦うために必要な「プロデュース能力と強い熱量」。未完成の組織で歴史を創る

ーー海外事業というと、やはり高い語学力が求められるのでしょうか?
文:
もちろん語学力はあるに越したことはありませんが、それが必須の条件というわけではありません。
クライアントは日本企業様がメインとなるため、最も大事なのは「広告主様の事業課題やマーケティング課題をちゃんと捉えられるか」そして「IPの魅力を深く理解しているか」です。

ーー語学力以上に重視しているのはどのようなスキルでしょうか。
文:
日本から海外へ進出する際、各国のカルチャーやインサイトを理解し、その国に即したマーケティング戦略を考えなければなりません。そのIPの強みを、その国の人々にどういう風に訴求していくのか。私たちが一番必要としているのは、そうした「プロデュース能力」と、エンタメに対する「強い熱量」です。

ーー最後に、エンタメコンテンツのグローバル展開に興味を持っている方へメッセージをお願いします。
文:
CyberZは元々海外に支社を設立したり、国内外のプロモーション支援をしてきましたが、私たちグローバル局としては、本格始動してから約2年と、まだまだ0から1で事業を作りあげているフェーズです。
だからこそ、まだ完成していないものを自分たちで1から作る面白さがあります。ビジネスパーソンとして大きく成長できる環境であり、自分たちの手で歴史を作っていくという特別なやりがいを感じてもらえるはずです。
事業を立ち上げることにワクワクできる人や、エンタメが大好きで「日本のエンタメを世界へ」という大義に共感してくれる人。そんな方たちと、ぜひ一緒に歴史を作っていきたいと思っています。

(※1)CyberZ、北米で日本発エンタテインメントコンテンツのファンダム拡大!三菱商事・SEGA ・タカラトミー共同の米LA店舗「Gacha&Catch」のリニューアルを支援(2026/03/11)
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001495.000006792.html
(※2)CyberZ、BANDAI CARD GAMESの中国版『ONE PIECEカードゲーム』三周年プロモーションにて、中国無形文化遺産「蘇繍(そしゅう)」とのコラボレーションをプロデュース。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001494.000006792.html
(※3)フィリピン・マニラで開催された日本エンタメ複合イベント「Otaku Pop Fes 2026」!延べ1.5万人を動員し、日本IPの熱狂を海外で証明。アジア展開に向けた新たな起点に。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001504.000006792.html

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